名水百選

標準

 

山登りをしたとき、潤沢に湧き出る清らかな水に出会えると、心まで癒されそうな喜びを感じます。豊かな自然を持つ北海道には、名水が育つ環境が数多くあります。

1985年(昭和60年)3月、環境庁(現・環境省)が全国各地の湧水・河川(用水)・地下水から100か所の「名水」を選び「名水百選」としました。北海道からは3箇所が選ばれています。

羊蹄のふきだし湧水(北海道虻田郡京極町)

羊蹄山の地下水が湧き出したもので、水量は8万t/日にもなります。山に降った雨や雪が数十年の歳月をかけて地下に浸透し湧き出たもので、水質は良好。湧水は近隣自治体の水道や工場用水、市販のミネラルウォーターまで幅広く用いられています。水源付近一帯は整備され、「名水の里ふきだし公園」として多くの人に親しまれており、湧水の採取スペースは名水を求める人で常に混み合っています。京極町の主要な観光資源にもなっており、町を挙げて清掃活動をするなど、水質を守る取り組みを積極的にしています。「北海道遺産」「水の郷百選」にも選ばれています。

甘露泉水(北海道利尻郡利尻富士町)

利尻島の「利尻山(利尻富士)」麓にある湧水群の一つで、「日本最北端の名水」です。その名の通り「甘い」との評判があり、水質も良く、島内全戸に飲料水として供給されています。利尻富士登山者への飲用水としても利用されています。周辺の「自然休養林」は、日本森林浴の森百選に選ばれており、湧水群とともに利尻礼文サロベツ国立公園に含まれています。秀峰を抱いた自然公園は、町民・観光客などさまざまな人々の憩いの場となっています。

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