江別市野幌町の名物「煉化もち」

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どの地域にも、その土地にしかない“銘菓”というのはありますよね。もちろん北海道にだってたくさんあります!有名なものもあれば、知る人ぞ知る適なものまでさまざま。なので今回は、長い間親しまれている銘菓のご紹介をしましょう^^
注目したのは、北海道江別市野幌町の名物である「煉化(れんが)もち」。

レンガを形どった程良い大きさのおもちの中に、ほんのり甘いこしあんが入っているのですが、そのこしあんがうっすらと映り出て、見た目にもきれ~い( ´艸`)
創業当初の明治時代から変わらない製法で作られていて、石川啄木の紀行文「雪中行」にも登場したほど歴史のある逸品なんですよ!

ところで、“れんが”の漢字ですが、「煉化」であって「煉瓦」ではありません。というのも、食べ物に「瓦」という漢字を使うのは具合が悪いという事で、「瓦は食べられないが、瓦が化けると食べることができるだろう」という発想から「煉化もち」となったそうですよ^^

1901年に久保兵太郎さんによって煉瓦の製法にヒントを経て「煉瓦餅」が考案され、佐野利吉さんによって煉瓦餅を製造する会社を創業されて以来、江別市の銘菓として人々に親しまれていました。ところが、1985年に製造元の廃業で一度は廃れたのですが、1993年に新しく「煉化もち」として製造が再開されたのです。

この「煉化もち」は製法にもこだわって作られていて、100%無農薬道内産もち米を使い、添加物も一切入っていません。なので日持ちしないからその日のうちに食べるのがお約束。
ふんわりとやわらかいおもちと、甘さを抑えたこしあんの素朴な味わいに、大福とはまた違う食感に独特のコシを感じて、銘菓として長く親しまれ続けているのにも納得!

冷やして食べても、少し温めてもおいしく食べれて、どちらも試してほしい!あまりのおいしさについ食べ過ぎて、あっという間に完食してしまうかも(笑)
だけど、その日のうちに食べきってしまうのはもったいないとも思ってしまう・・・。そんな時は、冷凍もできるので冷凍庫にいれて保存しちゃいましょう♪食べる時は自然解凍すればOK!

冷凍できるとはいっても、日持ちしないから本店と本店の近く以外ではあまり出回っていません。なので、買える場所が限られているし、日持ちもしないからお土産にはむいてませんね^^;
だけど、ぜひとも食べてもらいたい逸品なので、野幌町へ行くことがあるのなら自分用にゲットしてさっそく食べちゃいましょう♪^^

北海道で見れる意外なもの!?

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みなさんはオーロラを見たことがありますか?
たぶん、見てみたいけど見たことがないという人がほとんどだと思います。そういう私も見てみたいとは思うものの実際に見たことはありません。
テレビや写真なんかでは見ることあっても、実際にはなかなか見ることができませんよね~^^;
そもそもオーロラなんて日本では見ることができないと思っているはず。

だけどそんなことはありません!
なぜなら、ごくまれにですが、北海道で見ることができるからです!!
2004年と2015年に北海道で観測されていて、過去には北海道以外にも新潟や富山県などでも観測されたことがあるんですよ!

そもそも、オーロラはアラスカやカナダ、南極大陸などの高緯度地方が有名ですよね。もともと北海道はオーロラが観測される地域ではないのですが、条件が揃えば北海道でもオーロラを見ることができるんです!

と言っても、北海道で見れるオーロラはカナダや北欧のとは違い、太陽の活動が活発になり磁気嵐が起こって見れるようになる「低緯度オーロラ」と呼ばれるもので、赤がかっていることが多いのが特長です。
違っていても、とっても神秘的でとーってもきれいなのに違いはない!!

もちろんいつでも見れるというわけではなく、北海道でオーロラが見れるのは、10年に1度くらいと言われているのですが、実はけっこうな頻度で発生していたりします。ただ、人の目に見える光にならないってだけ・・・。
“見たいなぁ~”と思ってふら~っと見に行ってバッチリ見れた!なんてのは奇跡のようなもの。よっぽど運がよくないとまずナイですね・・・^^;

だけど、太陽の活動などをチェックするとオーロラが発生するのは予想できるみたいです。
風がなくて、空気が澄んで乾燥していて、放射冷却が起きやすいなどなど、条件が揃った時がチャンス!
道内でも、陸別町、名寄市、紋別郡、上川郡、稚内市、幌延町、網走市などがオーロラを見れるチャンスが高いところ。時期は9月から4月頃で、特に春分や秋分に出現しやすいとかなんとか・・・。条件が合えば1日に2、3回見ることができるし、1度観測されればその年は2、3回は見ることができるそうですよ~^^
どうしても見たい人は太陽の活動をチェックして、北海道のオーロラスポットへと行っちゃいましょう♪

いろいろと条件があるし、運頼みなところはありますが、北海道でもオーロラを見ることができる!オーロラを見るためにアラスカ、カナダ、南極大陸などへ行くことはできなくても、北海道ならまだ近いもんですね(笑)

北海道の夜景よりも良いもの☆

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皆さん!!北海道で“夜景”を見たことがありますか^^?

北海道に住んでいる方はもちろん見たことがあると思いますが、きっと旅行で訪れたことのある人も必ずといって良い程見ているハズ♪なんてたって“綺麗さ”が半端じゃありませんからね~♪♪

一日かけて、道内の観光地を回りながら、美味しいものを食べて・・・締めくくりとして“夜景”を見るパターンが定番だと思います^^!!

しかーし!!“北海道の裏ネタ”として、皆さんに伝えたいことが・・・!!もちろん北海道の夜景は、とっても綺麗なのですが、
オススメなのは、ぶっちゃけ“夜景”よりも“星空”

北海道の澄んだ空気で見る“星空”は何とも言えないほど美しい!!!

きっと、普段の生活で「よし!!今日も星を見よう!!」なんて日課はないと思いますし、なかなか夜に空を見上げる機会もない人が多いのでは^^?忙しい毎日に追われる一方で、のんびり優雅に窓から見る時間なんてとれませんものね・・・(^^;

だからこそ、旅行際の北海道では、星を見ていただきたいのです。夜景のキラキラよりも、癒されることは間違いありません~。そして、ただ星空を見るというよりも、せっかくなので「森の休暇村」というキャンプ場で時間気にせず眺めてみませんか^^?

このスポットは、北海道立サンピラーパーク内に設置されたオートキャンプ場で、今大注目の場所♪

広い芝生のテントスペースの中央付近には、自炊するところやトイレ、センターハウス内には、洗面所やシャワールーム・洗濯乾燥機など・・・様々な設備がありますので「キャンプなんてお風呂も入れないし、不衛生・・・」なんて思っている女性の方もご安心を^^!!
更に、車で10分程走らせると「なよろ温泉サンピラー」という施設があります。北海道で温泉に入りたいという人は是非!!ご利用くださいね~。
また、サンピラー交流館では、冬限定にはなりますが、カーリングを楽しむことができ、それ以外は“屋内遊戯場”として楽しむことがきます^^

キャンプ場に隣接する、なよろ市天文台「きたすばる」にはプラネタリウムや屋上観測室があり、星の観察を楽しむことができます。これなら、子供たちもお喜びするのではないでしょうか^^♪普段では決して観ることのできない壮大かつ鮮明な星たちが期待できますよ~!!

日本全国、何処の夜空にも負けない“北海道の星空”

改めて、自然の素晴らしさを実感することが出来ますし、素敵な一日の締めくくりを体感してみませんか^^♪

北海道には、まだまだ皆さんが知らない良い“裏ネタ”が潜んでいますよ~^^!!色々調べて・・訪れて・・・北海道通になりましょう^^

流氷といえば北海道!!

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これまで、たくさんの北海道の裏ネタを紹介してきました^^でもまだまだ北海道には色々なネタが存在しています♪
そんな中でも今回注目するのは“流氷”

“流氷”となると、皆さんご存知の通り“寒い場所”でないと現れない!!それこそ“北海道”ならでは^^

流氷といえば、今や冬になると“道東の観光スポット”として人気ですよね!しかし、流氷はただの観光スポットなだけではなく、ちゃんとした必要性があるのを知っていますか?

1月頃から寒さが一段と増すオホーツク海。はるか遠くにある、シベリアの“アムール川”から1000㎞もの旅をしてオホーツク全体を流氷で埋め尽くします。なんと昔は、この流氷、嫌われ者だったそう。確かに海の幸を獲りたい人たちからすると
邪魔にしかならないですよね。。。
まだこの時は、流氷の必要性が知れわたっていないのだから仕方ありません。

実はこの流氷の氷の中には、たくさんのシベリアの森の養分が入っていて、これが温かくなると、太陽の光をたっぷりと浴びて一気に増殖します。次に、この養分をエサとしている“動物性プランクトン”が増殖していくと、そのプランクトンを好物とする海の生き物たちがやってくる。。。すべて“食物連鎖”として繋がっているんですね。
改めて自然の素晴らしさがわかります。

実際に、平成元年には全く流氷が接岸しなかった冬がありました。そして、その年には魚がほとんど獲れなくて漁師さんたちは困り果て、そこから流氷の大事さを理解したんだそうです。
流氷が出来なかったら、結果的に魚たちも来ないのは漁師さんたちにとって命取りですし、魚を当たり前のように食べている私たちにも影響を及ぼしてしまいます。これからも自然は大事にしていかなければいけないと思い知らされる現状ですよね。

現在、地球温暖化はどんどん進んでいて、いずれ冬になっても“雪が降らない・流氷を見ることが出来ない”という日が来るのではないかと心配になってきてしまうのも事実です。
それを物語るように、昔は1月頃、流氷がやってきていたのに、現在では2月にずれ込んでいるんだそう。そして、氷の厚さも以前に比べて薄くなっているんです!!まさに地球温暖化を目の辺りにしている現実。

毎年、流氷を楽しみにして来ている観光客の皆さんも「見れなかった」という残念な結果になることもしばしばあるようです。
なので、現在では“流氷が見られたことが当たり前ではなく、より一層感動した”というお客さんの方が多いんだそう。

これからの未来の子供たちの為にも、地球温暖化を食い止めて、生命の為に必要不可欠な“流氷”を守っていかなければいけません。

「流氷が見れられるスポット=北海道」というイメージをこれからも持ち続けるために、少しでも地球にやさしくしていきませんか?

北海道移住あるある!!

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皆さん大好き“北海道”

しかし、北海道のことを詳しく知っているって人はきっと少ないハズ^^!!いろんな“裏ネタ”知りたくありませんか^^??

これまで色々雑学を紹介してきましたが、今回は“北海道に移住してから気付いたあるあるネタ”をあなたに♪

今まで住んでいた家を出て、更に新しい場所で移住というのはドキドキワクワクな気持ち反面、不安もありストレスを感じてしまうもの!!
私の友人の中でも、四国から沖縄へ・・・東京から北海道へ・・・仕事の関係で移り住んでいる人たちがいます^^そんな人たちに話を聞くと、初めは右も左もわからず不安だらけだった・・・というのが正直な話!!

まず、北海道といえば“海鮮物が新鮮でうまい”という事は皆さんご存知ですよね^^?
旅行の際には、市場へ行くという方も多いハズ!!もちろんそうした方が新鮮で美味しいものを頂けますが、北海道のスーパーで普通に売られている握り寿司が思わず「え!?」と驚いてしまう程美味しいんです!!
さすが北海道という感じですよね~^^海産物の他にも、トウモロコシや乳製品も美味しいので、移住していない人でも旅先でスーパーを見かけた方は、少し立ち寄って買ってみるのも良いかもしれません♪
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更には、北海道の名産品でなくても、大体何を食べても美味しいと感じる方が多いそう!!きっと気候が良いので、畑で育つ野菜なんかも甘みが多く他県のものより美味しく感じるのかも・・・^^

そして、観光客の方向けのお店でない限りは大体のものが割安なんです!!これは移住する人たちにとっては嬉しい話!
旅行に来たという時には、少々値段が高くてもついつい買い過ぎてしまう程、後で後悔してしまうぐらい色んなものに手が出てしまいますよね・・・
実は、私自身もその一人です(^^;しかし、北海道へ住むとなると、そんな無駄使いも出来なくなります。家賃に食費・・・毎日節約生活をしようとなると、少しでも安いものを!と思うのが普通!!そんな人にはとっても嬉しい有難い話?
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さて、北海道といえばグルメを忘れてはいけません^^!!
私たちが普段から当たり前のように食べている“カレーライス”ですが、北海道へ行けば“スープカレー”という名物があります。いくら北海道へ移り住んだといっても、なかなかスープカレーが当たり前の食生活にはならないのでは??と思ってしまいますよね・・・。
しかし、段々スープカレーの旨さにハマっていき、普通のカレーライスよりもスープカレーのほうが好きになってしまうのが
“北海道移住あるある”なんだそうですよ~!!

最後に・・・北海道でイメージしてしまう事といえば、やはり“冬はビックリするほど寒い~!!”ではないでしょうか?
雪が積もるのは当たり前!!気温もマイナスなんてのは序の口!!
でも、他県に住んでいれば凍った道の上を歩くことなんて慣れていないのが当たり前ですよね!そう!!移り住んだ初めの冬は、
何回も何回も転んでしまうというのも“あるある”の一つ。だんだん慣れてきますが、やはり気を抜いた瞬間にツルっといってしまうハズ(^^;

北海道に住んでいるからこそ知ってしまった“北海道あるある”いかがでしたか~^^?

学校生活のあれこれ

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小学校、中学校は義務教育だから、日本全国で同じように授業や行事が行われ、長期休みも同じ時期に同じ長さがあるように思っているかもしれませんが、本州と北海道では学校生活にも多少の違いがあるんですよ。気候がぜんぜん違うから、やっぱり全く同じようにはできないのでしょうね^^

どういうところが違うのか、今回は、本州と北海道での学校生活でのちょっとした違いに注目してみました♪

まず、北海道の小中高は冬休みと夏休みが同じくらいの日数があります。本州ではたいていの学校が夏休みのほうが長く一ヶ月くらいあり、冬休みが2週間くらいだと思います。だけど、北海道の学校では、冬休みと夏休みが同じくらいあるんですよ!

学生からしたら、「いいなぁ~」、「うらやましいぃ~」と思うかもしれませんが、もちろんそんなにいい話しはありません!なぜなら、夏休みが少し短くなっているからです。曜日や祝日の関係で多少変わりますが、夏休は7月25日くらいから始まり8月17日~19日くらいで終わり、冬休みは12月25日くらいから始まり翌年1月17~19日くらいで終わり、夏休みと冬休みがだいたい同じくらいの長さになっているのです。
北海道は夏は涼しく冬はとっても寒いので、どうしてもそうなるのかなぁと思いますね^^

そして、冬休みが終わると体育ではスキーやスケートの授業が本格化してきます。
学校の校庭やグランドの片隅にある人口の小山を斜面にしてスキーの授業が行われます。ほぼ毎回スキーの授業をするのですが、できない時は体育館でバスケなどをしているようです。
ゼッケンをつけて本場のスキーを体験したり、スキー競争の時間もあったりします。
山の斜面を滑り降りるゲレンデスキーの授業ではなく、クロスカントリーという歩くスキーを授業で専門的に行っている学校もあります。というもの、山がひとつもない平野の街もあったりして、ゲレンデスキーをしようにもできないので、歩くスキーを行っているのです。

授業でスキーを行っているから、北海道の人はみんなスキーが上手なのかと思うかもしれませんが、やっぱり上手い下手はあるし、好き嫌いもあり、スキーではなくスケートを授業で行っている学校もあるので、みんながみんな上手と言うわけではないんですよ。

そもそもスキーなんてスキー場まで行かないとできないし、授業でスキーがあるのは、北海道ならではのように思いますね^^
ちょっとした違いなんだけど、自分が通ってた学校にはないものは、うらやましく思ってしまいました(笑)

北海道ではメジャーなべこ餅♪

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つい最近、桃の節句が終わったばかりのような気もしますが、気づけばもうすぐ端午の節句ですね。男の子がいる家庭はこいのぼりを出したり五月人形を飾って5月5日に背比べをしたりするのかな^^

端午の節句といえば、こいのぼりや五月人形をだして、柏餅やちまきを食べたりするものだと思っていました。日本のどの地域でも同じだと思っていたのですが、北海道では柏餅ではなく「べこ餅」を食べるんです。北海道でも柏餅を食べる地域もあるのですが、道南や青森、日本海側ではべこ餅のほうが多いようです。

べこ餅なんて聞いたことありますか?

「べこ餅」とは、主に木の葉の形をしたツートンカラーのお餅なのですが、道内でもさまざまな色や形をしたべこ餅が作られています。
材料に、白玉粉もしくは上新粉と片栗粉、砂糖、黒砂糖、水を使い、砂糖と白玉粉による白色の生地と、黒砂糖と白玉粉による黒色の生地を作り、二色の生地を使って、白と黒のツートンカラーのお餅を作り、それを木の葉の形にして蒸します。こうしてできたお餅が、白黒まだらの牛(べこ)のように見えることから、「べこ餅」と呼ばれるようになったそうですが、べこ餅の由来やルーツも諸説あるようです。

米粉と砂糖を使ったもちもちとやわらかい生地で、あんこが入っているものもあります。
形も木の葉の形が多いのですが、決まっているわけではないので、クジラモチとも呼ばれているすあまのような渦巻型をしているものもあれば、団子状にしたものまでさまざまなんです。
色も、黒と白、茶と白、緑と白などの二色が混じっているものもあれば、一色だけというものもあります。二色の場合は、木の葉の上下左右で色を分けたり、ランダムに混ぜたり、マーブル状にしたりとさまざま。
べこもち

味は甘すぎる甘さでもないし、お餅だけど食感はういろうに似ていて、食べればお腹も膨れ、子どもも喜んで食べる和菓子♪どんな色や形をしていてもべこ餅は食べやすくておいしいのです♪

伝統行事は全国共通のように思っていましたが、地域によっていろいろあるようです。今年の端午の節句はべこ餅を取り入れてみても楽しいかもしれませんよ^^近くに売っているお店がなくても家庭で作ることもできます。北海道でも今でこそお店で買う人が増えたけど、昔は各家庭で手作りしていたそうです。材料も身近にあるものばかりだし、作り方も材料を混ぜて練って成型して蒸せばできます。難しい作業がないので、子どもと一緒に作っても楽しいかもしれませんね^^

えっ?なんにでも砂糖?

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北海道グルメといえば、海鮮やジンギスカン、チーズなどの乳製品、スープカレーなどが有名だと思うのですが、実は北海道にはあま~いものがたくさんあるんですよ。
甘いものに目がない人、スイーツ大好きって人は多いのではないでしょうか?今では“スイーツ男子”なんて言葉もあるくらいですしね^^
甘いものでもスイーツや和菓子ならたいていの人が喜んで食べると思うのですが、スイーツとはちょっと違う北海道のあま~い食べ物を知っていますか?
どんなものがあるのか少しご紹介しますね♪

まずは、一般的にはケチャップやマスタードをつけて食べるアメリカンドッグですが、十勝や釧路、根室、北見網走(オホーツク)の辺りでは、アメリカンドッグに砂糖をつけるのが一般的で、“アメリカンドッグ”ではなく“フレンチドッグ”と呼ばれています。
フレンチドッグ道東のコンビニや釧路地方のスーパーで買えたり、祭りの屋台などでも並んでいるんですよ。これはテレビで見たことがある人もいるかもしれませんね^^

おめでたい時によく出てくる赤飯は、もち米に小豆が入っているのが一般的だと思うのですが、北海道の赤飯には甘納豆や金時豆といった大きくて甘いお豆が入っているんですよ。その甘納豆や金時豆が入った赤飯にゴマやゴマ塩をかけて食べるのですが、甘い豆と塩味が絶妙なんです^^
赤飯この赤飯は、北海道全土での食べ方ではなく札幌を中心とした道央で親しまれていて、道北や道東、道南といった地域ではあまりなじみがないという家庭もあります。

茶碗蒸しいには銀杏ではなく栗の甘露煮が入っていて、茶わん蒸し自体も甘いのが特徴。卵に砂糖と牛乳を入れて蒸せばプリンになるわけだから、暖かいプリンみたいだと喜んで食べる子どもが多いのも納得^^

他にも、納豆には醤油と砂糖。砂糖の量は人によってさまざまですが、一般的には少量をいれます。えっ!?と思う組み合わせかもしれませんが、納豆特有の成分である「ナットウキナーゼ」と砂糖は相性が良く栄養的には良い組み合わせなんだそうですよ。といっても、この食べ方も北海道の人がみんなしているわけではなくごく一部なんですけどね^^

そもそも、なんでこんなに甘い食べ物が多いのかと言いますと、雪が深い寒い地域では糖分は熱を発生させる重要な栄養源でしたし、開拓時代は砂糖は貴重でごちそうでもありました。そうした背景から、あま~い食べ方が生まれ今でも根付いているようですよ^^

どの食べ方も北海道の人みんながしているわけではなく、地域によって違いはあるので誤解はしないでくださいね^^

裏ネタにはしてはいけない!?意外に危険な“エゾシカ”

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北海道の“雑学裏ネタ”という事で今回注目するのは「エゾシカ」のこと!!

突然ですが、皆さん“エゾシカの肉”を食べたことがありますか?

好んで食べる方もたくさんいると思いますが、エゾシカは北海道で“駆除対象”の野生獣となっています。そしてこの野生の肉には、寄生虫やウイルスが存在している可能性があるんですよ。皆さんの中に「美味しいから、取り寄せてたまに食べている~!!」という人がいるかもしれませんが「新鮮だから大丈夫」だとか「完全に熱を通したら問題ない」ということはありません。
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エゾシカは、明治時代自然災害によって一時期“絶滅寸前”となりましたが、その後の保護政策によって数がどんどん増え、平成22年には、北海道内で約65万頭いるともいわれているんだそう。

現在では、通販でエゾシカ肉を販売しているお店が多くなってきましたが、実は少し問題があります。通常、出回っている食肉は、畜場で公的検査を受けていますが、もとは野生肉なだけに検査を受けずに販売されているものもないとは言えないのです。

例えばの話ですが、“公認処理施設の許可を得た施設”で、素人ハンターが解体した場合でも、建前は「きちんと公認施設で
解体された食肉」ということになります。

実際に“ベテランハンター”で知られる方が、加工・処理の違反をしていたとして、保健所から厳重注意を受け、現在、その通販サイトは販売を中止しているんだそう。

ネット通販が、“当たり前”となっている今だからこそ、特に直接口にするものには十分な注意が必要ですよ!!

エゾシカと同じ野生肉であるイノシシの肉をバーベキューにして食べた人たちが“E型肝炎”に感染してしまったという事実があるのも問題となっています。エゾシカは、“家畜”として育てられているものは存在しないので、すべて“野生”!!
野生の肉には、きちんと品質管理が出来ているものなのか、信用できる購入元なのか、ということが重要となります。

そして、エゾシカが感染してしまう病気、CWD“鹿慢性消耗性疾患”を知っていますか?
症状として、脳みそがスポンジ状へとなっていく病気で、数年前に世界中で話題になった“狂牛病”と同じようなもの。人へと感染するのかは、まだ確認されていませんが「完全に感染しない」という保証はないのが恐いところです。現在、販売している業者の方々に注意を呼びかけている地域もあるんだそうですよ!
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しかし、“北海道の森の幸”といわれているエゾシカは、様々な料理に利用され、好んで食べる方も多いようです。もちろん「食べるな」とは言えませんが、通販などで購入する際には、充分に信頼できる販売元で取り寄せてくださいね!!

北海道には“梅雨”がない?

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突然ですが、皆さん北海道には“梅雨”がないのを知っていますか?

梅雨といえば、毎日毎日雨が降り続くので、私自身どちらかといえば嫌いな時期のひとつです。
小さな子供たちは、長靴を履いて、可愛い傘をさして“楽しい日”かもしれませんが。。。^^
主婦の皆さんにとっては、布団が干せないし、洗濯物も乾かないうえ、臭いも気になりますよね(^^;
せっかく、心地よい気温だから外へ遊びに行こうと思っても、雨が降っていたら台無しです。
つい「北海道の人はいいなぁ~」と思ってしまいます。

そもそも、なんで梅雨が起こるのか知っていますか?
梅雨は、“梅雨前線”によって起こります。梅雨前線は、日本の北の方にある“オホーツク海高気圧”と南側にある“太平洋高気圧”の丁度間にできるんです。なぜかというと、“オホーツク海高気圧”の特徴として冷たい風、“太平洋高気圧”からは反対に、温かくて湿った風が吹いてくるだそう。この2つがぶつかり合った所に“梅雨前線”誕生!!
それが上昇気流することで雨雲が発生して、たくさんの雨を降らせます。

発生した“梅雨前線”は、沖縄から九州・四国へと、どんどん範囲を広めて、皆さんを困らせます。
その年によって、時期が長かったり、梅雨なのに晴れている日が多かったり様々なのも特徴の一つですよね!

北海道には“梅雨”がないからいいなぁ~と思っていましたが、実は、また違った“雨の日々”があるんですよ~。
“梅雨前線”が、その年によっては、北海道の近くまで来ることがあって、それを「えぞ梅雨」と言います。
よって、正確に言うと“北海道には梅雨がない”ではなくて“北海道では梅雨の現象がはっきりしない”ということなんですね~。

梅雨前線が北海道に来る前に“夏”がやってくるのと、緯度が高いため、前線が道内に届かないんだそう。

なんで「えぞ梅雨」という名前なのか疑問に思ってしまいますが、北海道の旧名“蝦夷地”から来ていると言われています。
この「えぞ梅雨」は、本州などのように、長雨をもたらす事は少ないとされていますが、その年によっては、2週間程天気が悪い日が続くんだそう。2週間も続いたら梅雨同然ですよね。。。しかし、勢力も衰えているし、進む速度も速いことから私たちが経験している“梅雨”よりは、優しい雨なのかもしれません。よって、この「えぞ梅雨」と呼ばれているものは、気象庁から「梅雨」として定義されていないんだそう。全国的に梅雨シーズンでも、まだまだ肌寒い北海道に雨が降ると、より一層寒さが増して、梅雨という感じはしないでしょうね!!

雨が降っているとなぜだか気分まで“ブルー”になってしまうこの時期。早く過ぎ去ってほしいと思いますが、地球の為には“必要不可欠”な時期なのかもしれません^^